top of page
執筆者の写真森章郎

建築の旅#30,casa del como


建築の旅#30記念イタリア旅行記.

「Casa del Como」

現在は、その名で呼ばれているが、建築当初は”Casa del Fascio”

1932〜1936年に建設され、 イタリアモダニズムデザインを牽引したジュゼッペ・テラーニの設計.


建築の仕事をしていると、 稀に旅先で素晴らしい建築に出遭う機会に恵まれるが、この建物に遭遇した時は、本当に震えるような衝撃を感じ、自分の中で最も記憶に刻まれる経験となりました.


⼀見、単調とも思えるこの建築は、全て√2の⽐率の黄金比による構成によって成立している.

極めて単純で且つ、頑ななまでのルールを徹底する事で、訪れる者へ威圧感と畏敬の念を感じさせるような印象さえある、まさに傑作と呼ぶにふさわしい存在感と輝きを放っていました.


往訪日 06.4.23



閲覧数:3回0件のコメント

Comments


bottom of page