
先日、デザイン案をまとめたスクリーンが
完成したので、実際の空間に取付けしました.
ウィンドウトリートメントとしても使えますが、
今回はエントランスホールとリビングとの
境界として設置. こちらの空間は、WORKS事例の陽射しが降り注ぐ玄関.
古来からある建具様式の「簾戸」へのオマージュと、透過性がありながら格子状の要素によって、意識的・視覚的な結界を生じさせる効果を意図しています.
それでいて、光をやわらげる「障子」を連想するようなファブリック生地のみで構成する事で、軽やかな印象と可動性を実現して、新しいスクリーンとして完成しました.
陰影との相性もよく、ただただ眺めているだけでも、時間の移ろいとともに、いろとりどりのイメージが浮かんでくるような景色です.
間仕切やパーティションとしての活用も出来るため、住空間にテレワークスペースを設ける状況でも、適度な仕切り感を創り出してくれる演出要素となると思います.


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